小満とは何でしょう?小満と麦との関係は何でしょう?
小満祭とは何なのでしょう?
小満について紹介します。
目次
■小満とは
小満(しょうまん)とは、二十四節気の1つで第8です。
二十四節気(にじゅうしせっき)は、1太陽年を日数(平気法)によって24等分し、季節を表す名前をつけた暦の読み方です。
二十四節気は、「農耕」のシーズンの目安として設定されていました。
毎年、小満は、5月21日か22日になります。
2015年は、5月21日が、小満です。
小満のあいさつ文には、文の始めに「小満の候」、「小満のみぎり」などというように使います。
小満は、立夏の次に来るもので、立夏で始まった「夏」も盛んになり、大地に、1年中で最も力がみなぎるシーズンだとされます。
昔は陰暦の5月だったので、田を耕して整え次の「芒種(ぼうしゅ)」で田植えなどをしたものです。
今は、新暦になったのと、早苗の栽培の為め、どこももうスッカリ田植えは済ませてしまい、シーズンが狂ってしまいました。
■小満と麦?
小満の頃は、麦が植えられた場所では、秋に蒔いた麦が寒い冬を越して成長し、穂がつく頃です。
田畑を耕して農作物が順調に育つことは、農家の方々にとっては、とても大切なことです。
麦に穂がつくと「順調に育っていて良かった」と満足したことから、ちょうどこの頃の季節を小満(しょうまん)と言う名前がついたそうです。
小満の頃は、麦の穂が付くころなのですね。
■小満祭(こまんさい)とは?
小満祭(こまんさい)とは、長野県佐久市で行われる小満(しょうまん)に行われる稲荷神社の祭りのことです。
商店街や千曲川河川敷におよそ300店もの露店、植木市が並ぶ東信地区でも大きな祭りです。
小満祭では、「キツネの嫁入り道中」「各種楽団パレード」「ステージショー」「小満太鼓」などが行われます。
■まとめ
小満は、梅雨の前で爽やかな季節で過ごしやすい季節です。
1年中こんな季節が続けば良いのですが、すぐに蒸し暑い過ごしにくい季節が来ますねぇ。
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