骨粗鬆症(骨粗しょう症)には、どんな運動が効果があるのでしょう?
骨粗しょう症には、どんな食事が良いのでしょうか?
骨粗しょう症の運動や食事についての紹介をします。
目次
■骨粗しょう症
骨粗しょう症とは、骨の中に小さな穴ができてスカスカになってしまいます。
骨が弱くなるので、骨折もしやすくなります。
骨粗しょう症は特に女性に多い病気です。
骨粗しょう症の8割は女性です。
60代の女性は、3人に1人、そして、70代の女性は、2人に1人が、骨粗しょう症になっているそうです。
そして、骨粗しょう症は、加齢や閉経以外にも食事や運動にも関係があります。
そのため骨の生活習慣病とも呼ばれたりすることもあり、食事療法や運動療法も骨粗しょう症の予防には大切です。
■骨粗鬆症の運動
骨粗しょう症には、特に運動が効果があるといわれています。
実際、スポーツ選手の骨密度は、一般の人よりも高いです。
そして、スポーツ選手でも陸上選手の方が、水泳選手よりも骨密度が高いのです。
ですから、水泳よりも陸上の運動の方が骨密度を高めるには良いのです。
骨粗鬆症の予防には、ウォーキングやジョギングのような重力のかかる運動が効果があります。
立ってバレリーナのように片足を上げてバランスをとるのも骨を強くする骨粗しょう症に効果のある運動です。
■骨粗しょう症の食事
骨粗しょう症には、カルシウムを多く含む食品を食べるようにしましょう。
牛乳、乳製品、小魚、干しエビ、小松菜、チンゲン菜、大豆製品などがカルシウムが多い食品です。
骨粗しょう症や骨折予防のためのカルシウムの摂取推奨量は、1日700~800㎎です。
また、高齢の女性の骨粗しょう症のリスクが高いのですが、閉経後、骨芽細胞を活発にする女性ホルモンのエストロゲンが激減するためだといわれています。
大豆に含まれるイソフラボンは、エストロゲンに似た働きをしてエストロゲンの減少を補うため、骨粗鬆症の予防・改善に効果があるといわれています。
乳製品
プロセスチーズ(2枚)252mg
牛乳(1杯)220mg
ヨーグルト(1/2カップ)120mg
大豆製品
木綿豆腐(1/2丁)180mg
厚揚げ(1/2個)180mg
凍り豆腐(1個)132mg
小魚、海藻類
ひじき(1鉢)140mg
さくらエビ(大さじ2杯)120mg
イワシ丸干し(1尾)114mg
野菜
コマツナ(1鉢)105mg
チンゲンサイ(1鉢)84mg
切り干し大根(1鉢)54mg
■まとめ
骨粗しょう症のために毎日カルシウムの多い食事をして運動も毎日続けるようにしましょう。
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