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エボラ出血熱とは?エボラ出血熱の感染、症状、予防は?

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エボラ出血熱は、50-90%という死亡率を持ちます。
エボラ出血熱の感染、症状、予防について紹介します。

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目次

★エボラ出血熱とは?

エボラ出血熱は、フィロウイルス科エボラウイルス属のウイルスを病原体とする急性ウイルス性感染症で、出血熱の一つ。

人類が発見したウイルスの内で最も危険なウイルスの1つである。

エボラウイルスは大きさが80 – 800 nmの細長いRNAウイルスであり、ひも状、U字型、ぜんまい型など形は決まっておらず多種多様である。

 

初めてエボラウイルスが発見されたのは1976年6月。
スーダン(現:南スーダン)のヌザという町で、倉庫番を仕事にしている男性が急に39度の高熱と頭や腹部の痛みを感じて入院、その後消化器や鼻から激しく出血して死亡。
その後、その男性の近くにいた2人も同様に発症、それを発端に血液や医療器具を通してエボラ出血熱の感染が広がった。
最終的にヌザラでは、エボラ出血熱の感染者数284人、死亡者数151人だった。

 

そして、この最初の男性の出身地付近である、エボラ川からこのウイルスの名前はエボラウイルスと名づけられ、病気もエボラ出血熱と名づけられた。

 

その後エボラ出血熱はアフリカ大陸で10回、突発的に発生・流行
致死率は50 – 90%と非常に高い。

 

エボラ出血熱は他の多くのウイルスと異なり、免疫系を攪乱するデコイを放ち、生体の防御機構をほぼ完全にすり抜けるという特徴がある。
これがエボラ出血熱の驚異的な感染性の高さに繋がっている。
体細胞の構成要素であるタンパク質を分解することで最強の毒性を発揮。
免疫系を操作して血管を攻撃させ破壊、肝臓を始めとする全身の臓器を冒しエボラ出血熱の感染者は死亡する。

エボラウイルスはWHOのリスクグループ4の病原体に指定されている。
バイオセーフティーレベルは最高度の4

★エボラ出血熱の症状

急に39度程の高熱と頭や腹部の痛み、その後消化器や鼻から激しく出血
最初に高熱が出るのでインフルエンザと似ているので、ニューヨーク市は、インフルエンザと区別しやすいよう、インフルエンザの予防接種を受けておくことを推奨している。

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★エボラウイルスの感染

エボラ出血熱は患者の嘔吐物、血液、肉、唾液、粘液、排泄物、汗、涙、母乳、分泌物、排泄物、精液などから感染する
患者およびその体液への濃厚な接触、死亡した患者の遺体への接触からも感染する。

 

エボラウイルスの感染力は強いものの、基本的に空気感染をせず、感染者の体液や血液に触れなければ感染しないと考えられている。

 

これまでに見られた感染拡大も、死亡した患者の会葬の際や医療器具の不足(注射器や手袋など)により、患者の血液や体液に触れたことによりもたらされたものが多く、空気感染はない。

 

エボラ出血熱の患者の隔離に関する措置が十分に行われていれば、感染することはない。

★エボラ出血熱の予防

エボラ出血熱は、傷口や粘膜にウイルスが入り込まないよう注意する必要がある。
自分の目や口や鼻を触りがちであるが、それらに触らないよう気をつける必要がある。

 

また、人の触るドアノブやスイッチやハンドルなどはウイルスが付着しやすいため、汚れを落とし消毒する必要がある。

手は石鹸を使って洗う必要があるが、無理な場合はアルコール分を60%以上含むハンドジェルも使用可能。

 

咳やくしゃみはエボラ出血熱の症状にないが、別の要因によって咳やくしゃみが起これば、感染する可能性があり、長期間の1メートル以内の近接で感染リスクは中程度とされている。

 

人ごみをできるだけ避け、具合の悪そうな人への1メートル以内への接近はなるべく控えることが望ましい。

直接的接触(握手など)や屋内での長時間接触も感染リスクは低い。
けれども、できるだけ避けることが望ましい。

眼鏡やマスク(N95以上が望ましい)、手袋なども予防に使われているが、ウイルスの付着している表面には触らないよう注意が必要となる。

 

エボラ出血熱の感染者の嘔吐物、血、肉、唾液、粘液、排泄物、汗、涙、母乳、精液などから感染するため、気をつける必要がある。

また、ウイルスは大抵、湿った地中で生き延びるため、地面に触れないよう注意し、地面に触れたところは消毒する必要がある。

病院やエボラ出血熱の患者宅のトイレの便座には気をつける必要がある。

Wikipedia参照

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