インフルエンザと風邪とどう違うのでしょう?
よくインフルエンザにかかったら、すぐ病院に行くようにといいます。
でも、風邪なのに病院に行って、インフルエンザウイルスをひろってインフルエンザになったら嫌ですよね。
インフルエンザと風邪の症状などの違いの見分け方を調べてみました。
インフルエンザと風邪の違いの見分け方とは?
目次
★風邪
普通のかぜは1年を通してみられます。
風邪は様々なウイルスによって起こります。
風邪のウイルスは鼻水や唾液などから接触感染です。
風邪の症状
発症後の経過がゆるやかで、全身症状はあまり見られなく、のどの痛み、鼻みず、鼻づまり、くしゃみや咳(せき)痰などです。
胃腸炎症状などが起こることもありますが、大抵軽度です。
熱も微熱程度ですむことがほとんどで、高くても38℃以下です。
普通は3日以内、長くても1週間程度で治ります。
若い人や体力がある人なら、市販の風邪薬で治ります。
★インフルエンザ
インフルエンザは、例年11~12月頃に流行が始まり、1~3月にピークを迎えます。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染して起こります。
インフルエンザ・ウイルスは空気感染もします。
ウイルスが感染すると、1~3日間の潜伏期間で、早くて24時間後、遅い場合は4~5日ほどです。
長くても最大7日後には症状が現れると言われます。
多くは突然の38℃以上の高熱で40℃前後になることもあります。
インフルエンザの症状
38℃以上の高熱、悪寒、だるさ、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感、食欲不振などの全身症状で、咳、のどの痛み、鼻水等の症状も見られます。風邪と違いは「全身症状」が強く現れ重症化しやすいのが特徴です。
★インフルエンザと風邪の違いの見分け方まとめ
風邪と症状が似ていても、インフルエンザの場合には市販の風邪薬ではなかなか治りません。
熱を下げようと、解熱鎮痛薬を続けて飲むと、胃痛などを起こすことにもなりかねません。
インフルエンザの流行中に40℃近い高熱が出たら、まずインフルエンザとみて間違いないでしょう。
インフルエンザかどうかは、病院へ行くと診断キット(迅速診断法)によって15分から30分ほどでわかるそうです。
急に高熱が出て、全身症状のだるさや頭痛、関節痛などがみられたら、48時間以内なら、インフルエンザに有効な薬もありますので、早めに受診しましょう。
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