インフルエンザの発症者は0~9歳の小児が約半数を占めているのに対し、インフルエンザによる死亡者は65歳以上の高齢者が大部分を占めているといわれています。
インフルエンザ 予防接種ワクチンについて調べてみました。
インフルエンザは乳幼児にとっても大敵で毎年数10名以上の子供が、インフルエンザにかかり脳炎・脳症を起こして死亡し、更にほぼ同数の子供が後遺症を残しています。
目次
★インフルエンザワクチンの予防接種の効果
インフルエンザ 予防接種ワクチンは、インフルエンザの予防に有効な方法です。
インフルエンザワクチンの予防接種の効果は世界中で認められていて、インフルエンザワクチンは、感染後に発病する可能性の低減効果と、インフルエンザにかかった場合の重症化防止に有効で、日本でもワクチン接種をする方が増加しています。
★インフルエンザの流行の時期は?
日本では、季節性のインフルエンザは、例年11~12月頃に流行が始まり、1~3月にピークを迎えます。
★インフルエンザ ワクチンの予防接種は、いつが良いのか?
インフルエンザ ワクチンの予防接種の効果が出るまでに2週間程度で5カ月程度まで効果があります。
ですから、毎年12月中旬までには、ワクチン接種を終えることが望ましいと考えられます。
★インフルエンザ ワクチンの接種量及び接種回数は?
ワクチンの接種量及び接種回数は年齢によって違います。
インフルエンザワクチンの接種量及び接種回数
★6カ月以上3歳未満 1回0.25mL 2回接種
★3歳以上13歳未満 1回0.5mL 2回接種
★13歳以上 1回0.5mL 1回接種
★インフルエンザ ワクチンの値段
ワクチンの接種は病気に対する治療ではないため、健康保険が適用されません。
原則は全額自己負担となり、費用は医療機関によって異なります。
けれども、接種費用が市町村によって公費負担されているところもあります。
★インフルエンザワクチンの接種によってインフルエンザを発症することはあるのか?
インフルエンザワクチンは不活化ワクチンです。
不活化ワクチンは、インフルエンザウイルスの活性を失わせ、免疫をつくるのに必要な成分を取り出して病原性を無くして作ったものです。
ウイルスとしての働きはないので、ワクチン接種によってインフルエンザを発症することはありません。
★昨年ワクチンの接種を受けたが今年も受ける必要があるのか?
季節性インフルエンザワクチンは、ワクチンの予防効果が期待できるのは、接種した(13歳未満の場合は2回接種した)2週後から5カ月程度までと考えられています。
インフルエンザワクチンは、そのシーズンに流行が予測されるウイルスに合わせて製造されています。
ですから、インフルエンザの予防に充分な免疫を保つためには毎年インフルエンザワクチンの接種を受けた方がよい、と考えられます。
厚生労働省サイト参照
★インフルエンザの予防接種のまとめ
インフルエンザ ワクチンの予防接種の効果は、接種をしてから2週間から5ヶ月です。
インフルエンザは、例年11~12月頃に流行が始まり、1~3月にピークになるので、11月前には、インフルエンザ予防接種を受けておきたいですね。
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