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唐津くんち(からつくんち)とは?曳山(ひきやま)とは何?

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唐津くんち(からつくんち)とは何なのでしょう?
唐津くんちの曳山(ひきやま)とは何でしょう?

唐津くんちや歌などについての紹介をします。

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目次

■唐津くんち

唐津くんち(からつくんち)は、佐賀県唐津市にある唐津神社の秋季例大祭です。

400年の歴史がある唐津くんちは、昭和33年(1958年)に曳山14台が佐賀県の重要有形民俗文化財、昭和55年(1980年)には「唐津くんちの曳山行事」が国の重要無形民俗文化財に指定されました。

唐津くんちの祭り期間中は延べ50万人を超える人が訪れます。

11月2日からの3日間が「唐津くんち」と呼ばれます。

11月2日 宵曳山(よいやま)
11月3日 御旅所神幸(おたびしょ・しんこう)
11月4日 町廻り(まちまわり)

■唐津くんちの曳山

唐津くんちの祭りの魅力は、巨大な曳山(ひきやま)が、笛・太鼓・鐘(かね)の囃子にあわせた曳子(ひきこ)たちの「エンヤ、エンヤ」「ヨイサ、ヨイサ」の掛け声とともに、唐津市内の旧城下町を練り歩く姿です。

曳山は、豪華な漆の工芸品で、現代の制作費に換算すると1~2億円に上るといわれています。

曳山は「漆の一閑張り」という技法で製作されています。

粘土で型を取った後、その上から良質の和紙を200枚くらい張り重ねて厚みを作ってから中の粘土を取り外し、その和紙の上から漆を、下地を7、8回塗ってから、中塗り、上塗りを重ね、その上に金箔や銀箔を施して仕上げています。

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■14町の曳山

1 刀町の赤獅子(製作 1819年・文政2年) 
2 中町の青獅子(1824年・文政7年)
3 材木町の亀と浦島太郎(1841年・天保12年)
※製作当初は浦島太郎ではなく宝珠が乗せられていた。
4 呉服町の九郎判官源義経の兜(1844年・天保15年)
5 魚屋町の鯛(1845年・弘化2年)
6 大石町の鳳凰丸(1846年・弘化3年)
7 新町の飛龍(1846年・弘化3年)
8 本町の金獅子(1847年・弘化4年)
9 木綿町(きわたまち)の武田信玄の兜(1864年・元治元年)
10 平野町の上杉謙信の兜(1869年・明治2年)
11 米屋町の酒呑童子と源頼光の兜(1869年・明治2年)
12 京町の珠取獅子(1875年・明治8年)
13 水主町(かこまち)の鯱(1876年・明治9年)
14 江川町の七宝丸(1876年・明治9年)

唐津くんちの曳山は、とても歴史がありますね。

■唐津くんちの歌

唐津市の子供たちは、この曳山の順番「10人のインディアン」の曲の替え歌でを覚えています。
その歌詞は
「赤獅子青獅子浦島太郎、義経鯛山鳳凰丸(この歌ではほうまる、と発音する)飛龍、金獅子武田上杉頼光、珠取鯱七宝丸」

歌で覚えるのはとっても良いアイデアですね。

■まとめ

歴史のある唐津くんちのお祭りに是非行ってみてください。
唐津くんちの曳山が、法被姿の若者たちの掛け声とともに、唐津市内の旧城下町を練り歩くところが最大の見どころです。

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