熊谷うちわ祭とはどんなお祭りなのでしょう?
熊谷うちわ祭の由来は何でしょう?
熊谷うちわ祭の日程はいつなのでしょう?
熊谷うちわ祭の紹介をします。
目次
■熊谷うちわ祭
熊谷うちわ祭は、関東最大の祇園祭で、3日間で、70万人も訪れるといわれます。
熊谷うちわ祭には各町から、独自の細工を凝らした勇壮な12台の山車・屋台が出ます。
期間中の、21日と22日は国道17号が歩行者天国となり、市外、県外から多くの人が訪れます。
熊谷うちわ祭のクライマックスの見所は、12台の山車・屋台が駅前ロータリーや広場に集まって、出会いのお囃子を鳴らし合う「叩き合い」です。
熊谷うちわ祭りが最高潮に達する「叩き合い」では、一目見ようと、広場に見物客が溢れ、身動きが取れなくなるほどです。
■熊谷うちわ祭りの由来
江戸時代後期は、祭りの日になると各戸では赤飯を炊いて疫病除けを行いました。
中山道の宿場町として賑わっていた熊谷では 祭りの期間中、厄除けのために赤飯を炊き、商店が買物客に振舞ったことから、「熊谷の赤飯振る舞い」は、祭りの名物になっていました。
そして、料亭「泉州」が、手間のかかる赤飯に替えて、店名入りの渋うちわを配ったところ好評で、他商店も配るようになりました。
3銭の買い物に対しても5銭の団扇をサービスし、「買い物は熊谷のうちわ祭の日に」と言われるようになったというのが由来となっています。
■熊谷うちわ祭りの日程
熊谷のうちわ祭りは、毎年7月19日から23日にかけての5日間(一般的には20日から22日の3日間)に開催されます。
日にちが固定されて、曜日により変更したりしません。
ですので、熊谷うちわ祭りの2015年の日程も7月19日から23日にかけての5日間(一般的には20日から22日の3日間)です。
一般の方々が山車・屋台を見ることができるのは20日、21日、23日の3日間です。
21日、22日は国道も歩行者天国になって出店も増えるのでかなり賑やかです。
■7月20日 午後7時から 初叩き合い
熊谷駅正面口広場
各町の山車、屋台がJR熊谷駅正面口(北口)広場に集結し、熊谷のうちわ祭のはじめての叩き合いで、初日の行事がおわります。
■7月21日 午後1時から 山車・屋台巡行
中心街の国道17号:歩行者天国 午後1時~9時
歩行者天国となった国道17号に12台の山車・屋台が勢揃いします。
豪華絢爛、一大時代絵巻となって巡行・行宮にお参りをして、のち銀座まで巡行し、午後3時30分頃解散します。
夜は、山車・屋台に灯をともし、各町内及び歩行者天国となった国道17号を巡行します。
■7月22日
午後6時から 山車・屋台の引合わせ
中心街の国道17号とその周辺:歩行者天国 午後6時~午後10時
交通規制で歩行者天国となると、各町の山車・屋台が国道17号を中心に人波をかき分けて現れます。
「引合わせ叩き合い」をしながらお祭り広場に向かいます。
午後8時30分から午後9時40分
全町山車・屋台集結
お祭り広場
全町山車・屋台がお祭り広場に集結して、祭りはクライマックスを迎えます。
■7月23日 午前零時 環御巡幸
星川・駅前・本宮
環御祭巡幸となり、熊谷祇園会の若い男女300人が、交代で御輿をかつぎます。
行宮-駅前-星川-本宮と、御輿が本宮に向かってすすみます。
熊谷うちわ祭最後のセレモニーです。
時間:AM1:30
還御着輿祭(かんぎょちゃくよさい)
お仮屋から担がれた御輿を本宮にお返しします。
3日間におよんだ熊谷うちわ祭のすべての行事が終了します。
■まとめ
日本一暑い熊谷の中でも、一年で「最も熱い3日間」の熊谷うちわ祭りです。
熊谷うちわ祭りが最高潮に達する「叩き合い」を是非見に行ってみて下さいね。
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