羽子板市とは何でしょう?
羽子板市の日程は、いつでしょう?
羽子板市では羽子板に値段が付いていないのですが、買い方は?
羽子板市についての紹介をします。
目次
■羽子板市
羽子板市は、浅草寺で行われます。
羽子板市には、羽子板や羽根、凧や正月の縁起物を売る露店がたち並びます。
藤娘・助六などおなじみの人物をはじめ、その年に活躍した人や話題の社会風刺、時事や人気タレント、キャラクターをあしらった華やかな羽子板もあります。
江戸時代は、この羽子板市は正月用品や縁起物を売る店が浅草寺境内に集まり「歳の市」と呼ばれていました。
江戸末期頃から羽子板が人気になり、戦後になって羽子板市となりました。
なぜ羽子板が人気になったかと言うと、
・羽子板でつく「おい羽根」が害虫を食べる「トンボ」に似ているため、悪い虫がつかない
・かたい「豆」(むくろじ)の部分から「魔滅(まめ)」にあてられ魔除けになる
・「マメに暮らせる」などの縁起担ぎ
そして、江戸後期から女児の誕生した家に羽子板を贈る風習ができたといわれます。
それから、羽子板を正月の縁起物として「歳の市」で扱う店が増えていったと言われています。
羽子板は、縁起物なのです。
■羽子板市の日程
羽子板市は、納めの観音の日が12月18日と前後で毎年同じ日程です。
日程:12月17日 18日 19日
時間:午前9時頃~午後9時頃まで
場所:浅草寺境内
■羽子板市の買い方
羽子板に値札はかかっていないことが多いので、お店の人に羽子板の値段を尋ねます。
そして、値段交渉をして羽子板を買います。
羽子板は縁起物ですから、値段交渉をした値引き分も、ご祝儀として渡すのが良いといわれています。
そして、お店の人が「お手を拝借~。パンパンパンッ!」としてくれます。
縁起物を買う時は、ご祝儀を渡してお互い気分良くなるのが良いのですね。
■まとめ
羽子板市は、縁起物の羽子板を買わなくても見に行くだけでも楽しいですね。
でも、買う気もないのに冷やかしで値段交渉をして買わないのは止めましょうね。
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