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重陽の節句とは何でしょう?
重陽の節句に菊酒を飲むのはなぜなのでしょう?
菊酒の作り方はどうするのでしょう?
重陽の節句や菊酒の作り方などについての紹介をします。
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目次
■重陽の節句
9月9日は、重陽(ちょうよう)と言って五節句の一つのことです。
五節句は,江戸時代初期に幕府が定めたものです。
「九」という陽の数が重なることから重陽(ちょうよう)といいます。
中国では奇数を陽の数とし、陽の極である9が重なる9月9日は大変めでたい日でした。
重陽の節句は、菊の節句とも呼ばれています。
菊酒を飲んだりして邪気を払い長命を願うという風習がありました。
■重陽の節句と菊酒
菊酒は、中国の伝説からだといわれています。
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「菊酒は神仙の飲み物」と、魏の武将鍾会は自作の詩の中で菊の美点を歌っています。
他には、魏の初代皇帝曹丕は幼時は、虚弱で長生できないと思われていたのですが、菊酒を勧められて服用した後は強健となり長じて魏の皇帝となったといわれています。
江戸時代には諸大名が重陽の節句に長寿を願って9月9日に登城して祝儀を菊酒で祝うようになり、その習慣は庶民にも広まったといわれています。。
■重陽の節句 菊酒の作り方
重陽の節句の菊酒の作り方は3つの方法があります。
1.お酒に菊の花びらを浮かべる。
2.菊の花びらを浸した水で仕込みをする。
加賀の菊酒はこの製法で作っています。
3.梅酒などを造る時の要領で、氷砂糖と一緒に寝かせた菊の花びらを焼酎に漬け込みます。
*3つ目の菊酒の作り方の方法は、眼病や婦人病に効果があると、江戸時代に広く薬酒とされていました。
■まとめ
重陽の節句の菊酒の、お酒に菊の花びらを浮かべる事は簡単に出来ますから、9月9日に飲んでみてくださいね。
お酒に菊の花びらを浮かべるなんて、ちょっとロマンチックで綺麗ですよね。
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