郡上踊りとは、どんな踊りなのでしょう?
郡上踊りの2015年の日程はどうでしょう?
郡上踊りの春駒とは何なのでしょう?
郡上踊りについて紹介します。
目次
■郡上踊り
郡上おどり(ぐじょうおどり)とは、岐阜県郡上市八幡町(旧・郡上郡八幡町、通称「郡上八幡」)で開催される伝統的な盆踊りのことです。
日本三大盆踊りと、日本三大民謡(郡上節)に数えられます。
郡上おどりは、国指定重要無形民俗文化財になっています。
毎年7月中旬から9月上旬まで延べ32夜開催され、
特に、8月13~16日は、午後8時から明方まで夜通し踊り続ける「盂蘭盆会(徹夜踊り)」が有名です。
4日間の徹夜踊りに来訪する踊り客はおよそ25万人です。
優秀な踊り手には、郡上おどり保存会が選抜し、免許状が発行されます。
■郡上踊り 2015年
7月11日から9月5日まで延べ32夜開催されます。
7月11日(土) おどり発祥祭
8月1日(土) 小中学生おどり発表会
8月10日(月) 個人おどりコンクール
8月13日(木)から16日(日) 徹夜おどり
8月19日(水) 団体おどりコンクール
8月29日(土) おどり変装コンクール
9月5日(土) おどり納め
■郡上踊りの春駒
郡上踊りの春駒は、昭和24年頃までは、「さば」などと言われていました。
梶原源太景季の乗った名馬・磨墨が気良の里(郡上郡奥明村)の生まれということもあって、曲名を「春駒」として、現在の「七両三分の春駒 春駒」のはやしに変えたものといいます。
単純ですが、激しい動作の踊りです。
郡上おどりの際に演奏される囃子(はやし)を総称して郡上節と言います。
「春駒」「かわさき」「三百」「ヤッチク」「古調かわさき」「げんげんばらばら」「猫の子」「さわぎ」「甚句」「まつさか」の10曲です。
踊る曲の順番は日によって違いますが、「まつさか」は必ず最後に踊る曲になっています。
「まつさか」は拍子木と歌のみを伴奏にして踊る曲で終わった後は拍子木を懐に入れて帰ることができるので、片付けの手間がないために「まつさか」が最後に踊る曲となっています。
■まとめ
郡上踊りの踊りには曲ごとに定型がありますが、振り付けの基本は簡素なので、初心者や観光客でも見様見真似で踊ることができるようになります。
男女とも浴衣に下駄履きが標準的ですがが強制ではありません。
郡上踊りの踊りへの参加は完全に自由で、飛び入りや離脱に規制はないですし、見物人よりも踊り手の方が圧倒的に多数なのでぜひ参加して下さいね。
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